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SEIBU西武

ご贈答時のマナーやしきたりのルーツ、役立つ豆知識をご紹介。
のし紙、のし袋、目録の書き方や包装の仕方も詳しくご紹介します。

心を贈る

ひとを思いやる心。それが進物の原点であると思います。
嬉しいことにつけ悲しいことにつけ、わたしたちの先人はその形のない「心」を、ものを贈ることに託して伝えてきました。
そこに文化が生まれ、ルールが受け継がれてきました。その一端をご紹介します。

進物の「色」

■ 水引の色 ~色のバリエーション~

・水引の色には紅白、黒白、黄白、金銀などがあり用途により使い分けられています。

1.紅白・・・
赤には魔除けの意味があり、白は神聖な色といわれています。
慶事や日常のおつきあい全般に幅広く使われています。
2.金銀・・・
用途は紅白と同じです。「高貴なかたに高価なものを贈る」ときに使われてきました。現在では結納や結婚、高額な進物などに使われています。
3.黒白・・・
弔事全般に使われます。最近は銀色の「双銀」も使われています。
4.黄白・・・
関西を中心とする西日本で弔事全般(忌明け以降)に使われます。

■ 文字の色 ~薄墨の本当の意味~

・弔事の掛紙や挨拶状などは薄墨で書かれるのが一般的です。

・「墨が涙で薄まった」「墨を濃く磨る間もなく駆けつけた」と言われますが、
実は薄墨は、日本の伝統的な喪を表わす色、「鈍色(にびいろ)=青味がかった灰色」が起源です。

・また和歌山県や岐阜県の一部などでは内祝の掛紙を朱墨(朱色)で書く地域もあります。

■ 長寿の色 ~赤いちゃんちゃんこ~

・長寿のお祝いのひとつ、還暦(数え61歳、満60歳)は生まれた年と同じ干支に戻ることから、赤ちゃんに戻るとも言われ、昔は、魔除け、厄除けの意味のある「赤色」のちゃんちゃんこや頭巾を贈るならわしがありました。

・このように長寿には、「古稀(こき・70歳)」・「喜寿(きじゅ・77歳)」は紫、「傘寿(さんじゅ・80歳)」・「米寿(べいじゅ・88歳)」は金茶、「卒寿(そつじゅ・90歳)」・「白寿(はくじゅ・99歳)」は白、といったシンボルカラーがあります。

・年齢よりやや若向きの、シンボルカラーの衣類や洋品小物などを差しあげるのも喜ばれます。

■ 喪服の色 ~黒は明治から~

・西洋では、死は暗黒(黒)で表現されます。

・それまでの日本の喪服は、神聖な色とされる白や鈍色(にびいろ・青味がかった灰色)でした。

・「喪服は黒」の伝統は意外に新しいのです。

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